丸まった針の先に視線を向ける

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丸まった針の先に視線を向ける

藝大在学中に生み落とした文章や想い達 かわいいかわいい我が子

東京藝術大学 卒業・修了制作展 藝大だから

芸術 東京藝術大学

私の在籍する

東京藝術大学卒業・修了制作展が開催中です。

 

1月31日まで、東京芸術大学の敷地内、大学美術館、

東京都美術館で行われています。

 

まだ全部を見に行けてないので、また改めて感想等を載せたいと思います。

 

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昨年、今年は、藝大のメディア露出も多く、本も話題となりました。

上野キャンパスの門の前で、取材を行う人も多く見ました。

 

きっと例年より多くの人に足を運んでもらえるでしょう。

ありがとうございます。

 

注目してもらえることは、大変ありがたいことで、

アーティスト志望の学生にとっては名前を売る好機でもあります。

 

ただ、大学が有名になればなるほど、

「藝大だから」

という見方や考え方が広まることを、私は危惧しています。

 

「藝大だから」は良くも悪くも力を持っています。

女だから、男だから、に似ていて危険だと思うのです。

 

藝大だから変わってる、藝大だからすごい、藝大だから仕方ない、藝大だから許される

 

藝大だからに許され、甘んじてきた経験もありますし、

大学のブランドを利用してきたこともあります。

 

しかし、藝大だからに苦しむこともあります。

 

「藝大だから絵がうまいでしょう?」

私は、いいえです。絵は全く書けません。

全くと言っても目と鼻と口はかけますが、全く似せられないし骨格なんて好き放題に歪めてしまいます。

 

私は映像などメディア系がメインなので、

「似顔絵を描いて」には何度も苦しめられました。

 

「藝大だから卒業後はアーティストかな!」

なれたらいいですね、なりたいとも思います。

じゃあ美術館に足繁く通って下さい。あと、日常的にアート作品をたくさん買って下さい。と思ってしまうのです。

 

きっと、東大だから、電通だから、公務員だから、

なんて言葉が同じようにあるんだろうなと思うと

少しやるせない気持ちになります。

 

だから、はいかにもそれが正解で、すべてであるような文を作ります。

だから、という一言で、全てをまとめてしまうのは勿体無いと思います。

 

少し話が膨らみましたが、言いたいことは

 

もし卒業・修了制作展に来てくださる方は

「藝大だから」から少し離れて、作品を見て欲しいということです。

 

すごくて当然ではありません、数多くの失敗や苦悩があって作品があります。

 

一人一人の持つ創造性の豊かさや、込められたメッセージと向き合ってみてください。

 

結果的に、感想が「すごい」になるとしても、

少し見方を変えるだけでより楽しんでいただけるのではないかと思います。

 

 

私の個人的な思いと見解ですが、頭の片隅にでも置いていただけると幸いです。

 

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